■第3回「砂浜で拾おう!〜BEACH COMBER」

葉山の海岸に来るとみんな、砂浜で下を向いて歩いています。なにをしているかって?なんかおっこちていないかなって探してるわけです。このように海岸の漂着物を探して拾う人を、「BEACH COMBER(ビーチコウマー)」といいます。(いや、正確に言うと、そういうらしいです。)


葉山の海岸では、老若男女大勢の人が、下を向いて思い思いに様々なものを拾っています。お年寄りは海草類、わかめ、めかぶ(わかめの根に近い部分)テングサを、子供たちは貝を拾っています。
じっさい、いろんなものがあります。なぜか、ハングルの書いてあるペットボトルなんかもありますし、サンダルの片方、茶碗の破片などもよく見かけます。夏の忘れ物系や漂流物といったものまで様々です。

■どんなものが拾えるのか?
まず貝殻です。多いのは牡蠣殻、カラス貝(ムール貝)の殻、などです。中にはきれいな桜貝なんかもありますしまた名も知れぬ貝や意外に大きな貝があります。先日は大きなホタテ貝もあったので喜んだのですが、どうもそれはBBQのものだったみたいで、よく見ると醤油の焦げ目がついてました。う〜。10月ぐらいまではよく探すとヤドカリなんかも海岸線にいて楽しませてくれます。

次に多いのは、ガラス片や陶器片です。BEACH GLASSっていうんですって。コーラ瓶の色のものがもっとも多く、薄いブルーをしていますが、長い間水にさらされたものは、フロストガラス(曇りガラス)状になっていてとってもきれいです。また瓶の種類で深いブルー、茶色、白なんかがあり、かなり色鮮やかなものが多く、集めても楽しいものです。ただ集めて何かになるかというと、意外と難しいんですが。

最後は海草類です。ところてんにするテングサや、ワカメなんかもあります。ぷちぷちしたほんだわらや名も知らぬ団扇のような大きなものなど、種類は豊富です。ものの本によれば本当においしいワカメは朝、海にはいって拾うようです。海に打ちあがっているものは汚いものも多く素人の方は手を出さない方がいいかもしれません。

ありそうであまりないのはいわゆる形のいい流木かな。これは葉山の海に流れ込む川が小さいのと、また川上に大きな山もないために枝などが流入しないためもあるのかなと思っています。実際ほとんどみたことがありません。噂によると、流木取りのプロのような人がいてみな持っていってしまうらしいです。

■いついくといいか?
いつでもいいのです。もちろん、朝にいくと気合いの入ったBEACH COMBERをみることができますが、波は止まることはないので都度新しい漂着物がみんなに平等に分け与えられます。また、たくさんのBEACH COMBERが海にいてもそれこそ好みは様々ですから、取り合い、奪い合いになることももちろんありません。のんびりしたもんです。

ただ、珍しいもの、大きいものは台風がすぎたあとの明け方なんかに多くみられます。台風あけの海はいろんなものが落ちていますし、なにより空がきれいです。一度いって見ることをおすすめします。

■どこがいいのか?
葉山の海岸線ならどこでもいいようです。私は近い森戸でいつも拾いますが、一色などもいいかもしれませんね。お宝が見つかるかも?どうぞお楽しみください。