「葉山のぎかい」を読んでみた。

「葉山のぎかい」という小冊子が新聞に入ってきているので何の気なしにふんふんと読んでいました。これは葉山の町議会の報告書です。私の手元にあるのは、6月の定例議会の内容について書かれたNO57でここには5月18日召集された初議会の様子が書かれています。葉山の議員って何人いるのかすらよくわかっていませんでした(選挙は行ってます)。葉山の議員定数は18人のようです。ご存じでしたか?

○下水道は金がかかる
葉山の議会で一番いま話し合われている一番の内容は公共下水道事業についてでしょう。これはご存じ無い方のために少し説明すると、下水道の整備自体は悪いことではないのですが、方法や財源に問題があり大きなもめ事になっているものです。
私は町内にある看板のように、森戸川に鮎がのぼるほど清流になってほしいとは思いません(笑。そりゃむりだよ)。でもたしかに葉山の海は、生活排水の浄化が遅れているために、海水の透明度とかの指標では近隣の海に比べるとかなり悪いようです。そうした意味でも排水の処理の問題は重要とは思います。

でも下水道の工事ってかなり費用がかさむのです。例としてここに書いてある金額でびっくりしたのですが、たとえば長柄の笠原商店(リカーズかさはらさんですね)から、若宮陶器までのちょっとの間の下水道幹線工事がなんと1億5225万円だそうです。今年はこの工事を含め4億ほど幹線工事が見込まれこれまでに 175億円がつぎ込まれています。もちろん国の補助金もでていますがこれも税金ですからおんなじですよね。こんなことでは町中に下水道をひくとすると数百億円はかかるはずで、これをいったい誰がはらうんだろうかと思わず傍らの子供たちを見てしまいます。おまけに、上山口、木古庭は敷設が数十年先というからこちらにお住まいの方はもう笑うしかないでしょう。

思うに、葉山のような田舎で人口も少ない町では、莫大な土木工事が必要な下水道よりも、合併浄化槽などを集落ごとに整備する、いわば分散処理のような方法が向いているように思います。町もこの小冊子を見ると見直しをするとのことで是非、現実的でリーズナブルな方法にしてほしいと思います。

 

○クーラーがない保育室!
大盤振る舞いの下水道に比べて悲惨なのが、教育や福祉の費用です。「えっ」と驚いてしまったのが、町の保育園の保育室にクーラーを設置してほしいという話でした。保育園では小さな赤ちゃんや子供たちが昼寝をするわけですが、この部屋にクーラーがないんですって。小冊子には部屋に雑魚寝している幼児たちの写真もでていますがこれは暑そうです。クーラーぐらい5万円ぐらいなんだから買ってあげてよといいたくなります。また子供たちを預かってくれる児童館というのがあります。葉山では木古庭、下山口、真名瀬、元町にありますがここの指導員を2名体制にするかどうかということでもめています。しかし、ある程度の規模の子供を見るのであれば、やはり2名ぐらい必要なのでは?と思います。

○この先葉山は?
こうした議会の報告を見ると町の知らなかった問題がわかり勉強になります。しかしながら私がわからなかったのが、「この町を今後どうしていくんだよ」という事でした。たとえば、老齢化が進むこの町は今後財政的にものすごく貧しくなるはず。そうしたとき、どうやって税収入を得てやりくりしていくのかといった事が全く見えません。保育園や児童館の問題は、今後葉山に若い家族を増やしていこうと考えるなら、むしろ充実すべきことなのです。今後町民税を増やして行こうと考えるならば、働いている現役世代を多く居住できるようにしなければならないはず。そうすると、こういった子供の環境、公園(ほんとに少ないぞ!)を整備していくのが大事でしょう。私の勉強不足もあるかもしれませんが、ちょっと不満に思った「葉山のぎかい」でした。

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